ガレージ フルリフォーム

2023年06月13日

こんにちは! 今回はガレージのフルリフォームの工事の紹介をします。

 

なぜリフォームなのかというと今ガレージが建っている場所が再建築不可の場所にあたるため

 

リフォームでの対応となっています。奥様からのご依頼で

 

「友人の家のガレージと比較すると見劣りするから綺麗にしてほしい!」と

 

相談を受けたのが始まりでした。話の始まりから工事に取り掛かるまで半年かかりました。

 

工事金額も半端な金額ではないからです。詳しくは言えませんが桁違いとだけ

 

説明させてもらいます。

既存の波板トタンを全て剥がし下地だけの状態にします。なんだかかわいそうな姿ですが

 

工事を進めるためには仕方ありません。

 

基礎ブロックは壊せないので補強をしていきます。

既存のブロックにアンカーを打ち、縦筋、横筋と結束してブロックを積み

 

モルタルを流していきます。写真にはのっていませんがこの時にバイブレーションという

 

振動させる機械を流したモルタルの中に入れるとバイブスが上がってきて

 

ブロックも職人も気分は最高潮に達します。

続いて下地の補強工事と屋根の構造変更になります。

 

三角の切妻屋根から片流れ屋根への構造変更です。

 

カタナガレ ダレノガレ なんか似た響きですよね!  バカタレ!!!!!

屋根も葺きあがり、外壁のサイディングも貼り終わりました。

 

通常の工事であればおそらくここで終了ですが、ここの工事に関してはここが中間地点になり

 

ここからが本番になります。まずこのドアを見てくださいよ!!! この重厚感!!!

 

お客様がこれだけは譲れないとおっしゃったガレージドアです。

中側はこんな感じに仕上がっています。電動で収納されるガレージドアです。

 

工事している最中、通る人みんな見ていました。あんまり人通らないけど(笑)

そしてせっかく貼ったサイディングに縦格子を付けていきます。

 

ここまで来ると貴族の遊びですね(笑)この縦格子は木の独特の反りもあるため

 

特に大変な作業でした。手元の齋藤君と2人でやって丸4日間かかりました。

 

木1本35㎜ 隙間30㎜ ずつしか進まない作業のため齋藤君もイライラしていました。

 

でもケンタッキー買ってあげたらやる気回復したので良かったです。単純で助かりますね。

縦格子が終わったら、次は内装です。エバアートボードという化粧パネルを貼っていきます。

 

パネルをおさえてるのが齋藤君です。この作業もかなり大変な作業でした。

 

あじろ柄を合わせたり垂直を見たり、ビス止めができなかったりと大変でした。

 

齋藤君は柄を合わせるのも頭がこんがらがり、またイライラしていました。

 

お客様から、あんかけ焼きそばの差し入れを頂き齋藤君に与えたら機嫌なおったみたいで

 

良かったです。単純で助かりますね。

続いて最終工程の土間打設です。ガレージの周辺を全て掘削して土間段取りをしていきます。

 

ガレージ内部の土間はハツれないため土間増し打ちを行っていきます。

土間打設ですが、通常の仕上げ方と違いがあります。

 

今回は「和」がテーマだったので洗い出しという仕上げ方を行いました。

 

コンクリートの中の砂利をコンクリートが硬化する前に高圧洗浄で洗い出すやりかたです。

 

これにはお客様よりも我々がほれぼれしてしまいました。やる前からイメージはしていましたが

 

とてもしっかり仕上がっています。

これで全工程が終了です。土間の目地には玉竜という草が入っています。

 

手元の元造園屋の齋藤君がいうには「緑が入ると違うんだよ。」と完成前に言っていましたが

 

たしかにだいぶ引き締まっています。 こいつ知ってんなあ!

 

着工から完成までにおよそ2か月ほどかかりましたが本当に楽しいお仕事でした。

 

金額が金額なので今後2度と受注できない工事だと思いますが。

 

受注があればまたやってみたいです!

興味ある方は是非!!!

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