外壁塗装

2021年06月25日

今週もなかなか忙しく過去の工事がブログ更新できていませんでした。

先日アップしました屋根塗装と同じ現場になります。

屋根と一緒に高圧洗浄をかけ、外壁のサイディング目地の打ち変え作業です。

壁の状態もですが特にコーキング目地は劣化していました。既に抜けて無くなっている箇所も多々見受けられました。ちょうどその箇所から過去の台風で雨漏りをした経験があるそうで今回は徹底的に補修をしていきます。サイディング外壁の家はこういったメンテナンス作業が必要になります。丁寧に既存のボロボロになったコーキングを撤去し、プライマー(下地とコーキングの間に入る接着剤)をしっかりと塗布していきます。そして多すぎず少なすぎず、コーキングを充填していきます。専用のヘラで丁寧にならしていき、サイディング目地作業は終了です。

外壁塗装をするのとプラスで作業代、材料代はかかってしまいますが10年以上サイディング目地のメンテナンスをしていない家であれば必ずやっておくべき作業です。

サイディング目地の作業が終わり、サッシ周りなど塗ってはいけない箇所の養生をして、いよいよ下塗りの開始です。サーフ(外壁と中塗りの間に入る下塗り剤)を塗っていきます。

通常の住宅に比べると今回のお宅は外壁の面積があるほうなので、まんべんなくしっかりと塗っていきます。

下塗りが終わり、中塗りです。今回は既存のサイディングの色からガラッと色が変わるのでお客様も楽しみにされていました。我々も初めて使う色でしたが少しブルーの入った明るめのグレーで屋根の青色としっかり合っていて、これからの季節涼しげでとても良い印象です。

中塗りだけでも十分綺麗でしたが、仕上げの上塗りをかけるとレベルが違いますね。

屋根塗装のブログでも書きましたが、この上塗りの工程を行わない業者がいるので注意が必要です。一般の方が見ても分かりづらいですが、プロに見られるとすぐにばれます。近くで目を凝らして見ると、下塗り剤のサーフが広範囲で見えていたら中塗りで終わらせている証拠です。

外壁の塗装が終わり、付帯作業に入ります。付帯作業とは外壁以外の部分を差します。

破風板、雨樋、雨戸、庇、軒天などの塗装です。よく見る「外壁塗装598,000-!」とかチラシとかに記載されている広告がありますが、ただ単に外壁塗装代だけで、付帯部を塗りたい方に後から追加で請求する業者もいるようでトラブルも多いそうです。当社は契約前の説明で必ずそういった内容を説明します。

そもそも最初から外壁塗装、付帯作業込みの金額でご案内をしているのでトラブルになったことは一度もありません。事前の打ち合わせはとても重要なので信頼できる業者さんにお願いしましょう。

外壁塗装、付帯作業とは別の作業でベランダ防水作業です。20年間日差しを浴び続けていてだいぶ劣化していました。このベランダの真下がリビングのためお客様も雨漏りなどを心配しており、ちょうど良い機会ということなのでお願いされました。しっかりと砂埃を掃除してFRP防水トップコート2回塗りです。1回目と2回目の塗りの間隔は1日空けたのでしっかりとした防水塗膜が形成されました。変に急いで1回目の塗りが乾いていないで2回目を塗ってしまうと硬化不良という現象がおきます。これだと防水の機能が発揮されないので慎重な作業が必要です。

既存の色とはガラリと変わりました。余談ですが屋根の塗装は通常3回塗りですが材料がピッタリいけそうだったので4回塗りました(笑)1階の下屋根が一番視界で目立つので良いアクセントになりギラギラに輝いています。付帯作業で塗った雨樋、雨戸もブラックで良い感じに引き締まってますね。お客様は家を購入されて20年間手を加えていなかったそうです。過去に雨漏りも経験されているので今回の仕上がりを見て大変満足されていました。とてもやりがいのある仕事でした。

ありがとうございました!!

外壁・屋根塗装について湘南成建に相談する

0467-37-8932