2022年04月11日
こんにちは。今回は屋根の葺き替え工事の内容を書きます。
こちらのお宅では前々からクロスにシミができたりとしていて
最近の大雨でシミが増えたため、今回の工事に至りました。
元々中古の戸建てを購入されたそうですが、その時に
「なるべく早く屋根の葺き替えはしたほうが良いですよ。」と
言われていたそうです。
瓦を全て剥がし、瓦残と呼ぶ棒も撤去していきます。手抜きをする業者だと
腐っている瓦残などをそのままにしたりする場合もあります。掃除が面倒なんでしょうか?
仕上がりの高さにもバラつきが出るのでとても大事な作業です。
瓦残を取り掃除をしたら野地板を張っていきます。これが新しい屋根の下地になるので
しっかり丁寧に張っていきます。
これがルーフィングと呼ばれる防水シートです。これも進行方向を守り、軒先から棟まで
張っていきます。
屋根の葺き替え施工状況です。軒先に水切り、屋根の側面(ケラバ)にガルバの役物を付けてから屋根を葺いていきます。雪止めはサービスです。湘南エリア 藤沢、茅ヶ崎、寒川、平塚などの
地域ではめったに雪は積もりませんが、長年この屋根で過ごすことを考えると必須になります。
棟まで屋根を葺きあげていき棟包みをしたら工事完了です。
梅雨までに仕上がり、お客様も大変満足されていました。
梅雨や雨台風直後に依頼されても、同じような問い合わせが殺到するため順番ずつ対応していくことになるので早めの判断が必要です。